「音楽誌が書かないJポップ批評40 Mr.Children 幸福の探し方」
2005年11月25日18:42
「音楽誌が書かないJポップ批評40 Mr.Children 幸福の探し方」 (宝島社・別冊宝島、1260円、蛇足の勝手お勧め度:★★★★★・笑)
というわけで、本日書店に並びました。何ページが書いたので、立ち読みでも、いやできれば買って、場合によっては数冊買い占めるような勢いで是非ご一読ください。毀誉褒貶、罵詈雑言、異論反論賛同崇拝などコメントやトラックバックなど与えると蛇足は喜びます。
書いたのは
- ライブDVDに見るミスチルの変遷(12・13ページ)
- Mr.Children DISCOVERY ヒストリー1:初期(18~20ページ)
- Mr.Children DISCOVERY ヒストリー2:ヒット期(22~24ページ)
- Mr.Children DISCOVERY ヒストリー3:深海期(26~28ページ)
- Mr.Children DISCOVERY ヒストリー4:原点回帰期(30~32ページ)
- Mr.Children DISCOVERY ヒストリー5:歌う意味模索期(34~36ページ)
- コラム「深海」ってプログレなの?(33ページ)
- アルバムレビュー「Atomic Heart」(76~77ページ)
全20ページでした。
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- Mr.Children 「幸福の探し方」 from それでもMy Life~口笛を吹きながら~
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別冊宝島の「音楽誌が書かないJポップ批評」というシリーズ本がありますが、その第
- on 2005年12月07日 00:34
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コメント
今朝、早朝にマレーシア(ランカウイ島)から帰国しました。皆様書き込みどうもありがとうございます。
>はじめまして!さん
ますます活躍できるかどうかは分かりませんが、ミスチルファンはやめないつもりです。また機会があればこのサイトかどこかの媒体か分かりませんが、書くこともあろうかと。その時はよろしくお願いしますね
>みのるさん
お褒めいただいた「『es』にまつわる話」は批評というか仮説というか、私の「読み」なわけですが、あなたに発見があったのなら嬉しいです
>くめちゃん
どうもありがとうございます
>中曽根さん
ではお手元のを保存版にして、あと3冊くらい買っては如何でしょう(笑)、と冗談ですが、ありがとうございました
>山田電機
そんな7年、いや8年も前のことをご存じなあなたはいったいどなた?(笑
>桜子さん
ええー。Monsterですかー。機会があれば・・・。っていうかまあ、アレですね。きっと「Pink」みたいな歌なんだと思いますよ。深読みをさせる装置をばらまきつつ、実際深読みしてもまああんまり深い意味はない、みたいな。勢いとか衝動とか。ま、考えがまとまったらいつか書きます多分おそらくきっと。
>らららんさん、のりこむXさん
うふふ
>ひとよたけさん
お約束果たせて嬉しいです。まず前提ですが、「二面性」という解釈は、(僕という)書き手にとっても読者にとっても便利で分かりやすい反面、では「アイラブユー」に「櫻井」の影はないのか、とか、逆にbank bandのボーカルに「桜井」はいないのか、とかいう疑問の余地は当然あります。理屈では「二面性」でも、一人のニンゲンなのだから当然です。で、「トータルとしての人間像をひとつの作品に投影できない事態」があんまりハッピーじゃないというご指摘ですね。本人ならぬ僕には本当のところを知る由はありませんが、「ニンゲンさくらいかずとし」としても結構ハッピーなんじゃないかとも思ったりしますよ。自分の中で折り合いみたいなものを付けられて。父性も満足させられて。それでいてポップスの第一線を疾走できて。その一方で「鑑賞する者」の一人として、池田蛇足個人的には、「桜井」「櫻井」と(作家としての)人格を切り離すのではなくて、「桜井」のままでその二面性を止揚(アウフヘーベン)してほしかったという思いはありますね確かに。
>コオロギさん
ありがとうございます。買って良かった、って言われるのが一番嬉しいです
蛇足さん、面白かったです!!
あの本では高橋道彦さんと池田蛇足さんの記事が抜群でしたね。ほかの批評は。なんちゅーか感想文みたいなエッセイみたいな。高橋さんのものはミックスや音楽機器、録音などテクニカルな部分に造詣が深いのでしょう。専門的ですが、それだけに読む価値があった。知らないことが多かったので勉強になりました。池田さんの記事は反対に、書かれている事実の中で知らないものはほとんどないのに、池田さんの見方みたいなものが面白いので、一気に読みました。
1260円。高橋さんと池田さんの記事がなければ「高えなあ」という印象。でもおかげさまで「買ってよかった」。仕事帰りに一気に夢中で読みましたよ。その感謝を込めてメッセージを残していきます
”ヒストリー”、読ませていただきました。ミスチルって、こんなにダイナミックに変化してきたバンドなんだ・・・と、同様にダイナミックな池田さんの筆致に惚れ惚れしながら読み進みました。
とくに心に残りましたのが、第1章「初期」にあった池田さんの分析です。
「『渋谷系』に乗り遅れたミスチルが『渋谷系のなり損ない』で終わらなかったのは・・・・・・『渋谷系』というスタイルを剥がしたときに、桜井の書くメロディと詩に生々しい力が備わっていたからに他ならない。」
ミスチルの魅力の原点が、この言葉に凝縮されているように思いました。
つづく、「es」という言葉を中心に据えて検証した「ヒット期」、「深海期」もほんとうに面白く、ぐいぐいと引き込まれて読んでしまったのですが、やはり最新アルバム「アイ ラブ ユー」(私にとっては問題作)を理解するうえでいちばん興味深かったのが、最終章「歌う意味模索期」でした。
池田さんが示してくださった「桜井と櫻井の二面性」という概念は、桜井さんやミスチル音楽を巡る今の事情を、たいへん分かりやすく明瞭に解説してくれるものでした。ただ、どうしても疑問として残ってしまったのは、ひとつの人格を切り分けるという表現方法、言いかえるならば、トータルとしての人間像をひとつの作品に投影できない事態というのは、表現者にとって、あるいはそれを鑑賞する者にとって、はたして幸せなことなのだろうか、ということでした。(少なくとも私にとってはあまり嬉しいことのような気がしません。)
蛇足さんの「Monster」の分析をお聞きしたいですね。
蛇足さんって昔「池田蛇足のお部屋」やってたあの蛇足さんですよね。うわあなんだかすっげえ懐かしい。読みましたよ別冊宝島。久々の蛇足節、相変わらずのキレでした!!
> のりこむX さん
おそらくそれを印象づけるためにあの「エピソード」を書いたんでしょうね。良い悪いではなく、知りながら書いたなと思ったんです。
>らららんさん
うそかどうかとか、よくわからないというのが真相では?第一、蛇足さんもそれがうそかどうかではなく、うそであっても本当であっても、それがミスチルの「構造」をよく示している、と書いていらっしゃいますよね
蛇足さん、「Mr.Children」の由来、本当は知っているのに、わざとあの嘘エピソードを書きましたね?
はじめましておはようございます
ミスワーからやってきました
鋭い分析、楽しんで読ませていただきました
読みやすい上に内容が濃くて独創的なヒストリーは保存版になりそうです
記念カキコ
読みました。面白かったです!!
おもしろかった!
同じく始めまして、です。
DISCOVERYヒストリーを一気に読みました。こんな的確なヒストリーを書いたのはどんな人なんだろうと気になって執筆者紹介を見てみると、このブログのアドレスがあったのでさっそく来てみました。
「es」にまつわる話はすごい!もやもやと考えていたことがすぱすぱと言葉にされていて、読んでいてどんどんすっきりしていきました。なるほど、なるほど、とあっという間の15ページでした
一番乗りですね(たぶん)。「音楽誌の書かないJ-POP批評」の本を読みました。ヒストリーがとても分かりやすく、ミスチルの歩みを知ることができました。ますますのご活躍をお祈りしていますね!!